カジキマグロのフライ(Cotoletta di pesce spada)

カジキマグロのカツレツ

シチリア料理。
小麦粉が無かったから、卵とパン粉だけをつけちゃった。衣を沢山つけられるよう、二度付けしちゃった。
衣にニンニクやパセリが入ってるから、揚げたときとってもいい香りが漂う。小さな鍋で少しのオリーブオイルで揚げ焼き。あんまり油を使わなくて済むから作りやすい。
いい香りのパン粉に包まれて、魚まで甘みが増した感じ。美味しかった♪

  • 材料
    • カジキマグロ 2切れ
    • 卵 1個
    • レモン 少し
    • ニンニク 1かけ
    • パセリ 少々
    • 小麦粉、パン粉、塩、胡椒、オリーブオイル
  • 作り方
    1. ニンニクとパセリをみじん切りにしてパン粉と混ぜあわせる。
    2. 卵をほぐして塩、胡椒を加える。
    3. カジキマグロに小麦粉をまぶし、卵をつけ、パン粉をまぶす。
    4. 熱した油で揚げ、レモンを添える。

シチリア風パスタ(Pasta alla siciliana)

炒ったパン粉

古いシチリアのレシピ。
ものすごーーくシンプルなトマトソースに、香ばしいパン粉を振りかけただけのパスタ。ソースの塩味もアンチョビだけ。パン粉をもう少しかけてもいいかな。
こういう素朴な料理が好き♪

  • 材料
    • パスタ 200g
    • トマト缶 1つ
    • アンチョビ 2きれ
    • パン粉 適量(振りかける)
    • にんにく、パセリ、唐辛子、オリーブオイル、塩
  • 作り方
    1. パン粉はフライパンでかき混ぜながらこんがりと炒っておく。
    2. 鍋にオリーブオイル、つぶしたニンニク1かけら、唐辛子ひとつを入れて火にかけ、香りが出たらアンチョビを木べらで潰しながら加える。
    3. トマト缶をトマトを潰しながら加え、2,3分煮たら、ニンニクと唐辛子を取り出してソースを作る。
    4. パスタを茹でたらソース、パセリのみじん切りと混ぜ合わせて皿に盛り、パン粉を振りかけて食べる。

ほうれん草のスープ(zuppa di spinaci)

ほうれん草のスープ

エミリアロマーニャ州。
イタリアのレシピだと、材料のほうれん草は1.2kg。サレルノのママが流しいっぱいの野菜を洗ってたのを思い出すケド、今回はその1/6で。これでも3-4人分くらい。
できたスープは思ったより優しい味つけでまろやか。少しずつ色んな味がしてほっとするスープ。見た目は地味だけど、かなりのお気に入り♪
混ぜるのを木べらでやったせいで卵が少し固まっちゃったから、泡だて器にした方が良かったかな。

  • 材料
  • 作り方
    1. ほうれん草を洗って、少量の塩水で茹でる。
    2. 水気を切って絞ったら、細かくみじん切りにする。
    3. 鍋にバターを溶かし、ほうれん草を加えたら、数分炒める。
    4. 火から下ろして冷ましたら、卵、塩、胡椒、ナツメグ、すりおろしたチーズを加えて混ぜる。
    5. 別の鍋で800mlくらいのスープを作り、そこにさっき混ぜたものを加えて手早く混ぜ、数分煮る。
    6. 食べるときは熱々を、トーストしたパンと一緒に。

リブォルノ風サバのオーブン焼き(Sgombro alla liornese)

サバ

リブォルノ。
シンプルな料理。辛口の白を合わせると良いと書かれていた。
サバの料理はほかに、プーリア風(ワインビネガーとあわせる)、カラーブリア風などが出てきた。
味つけがシンプルな分、サバの香りをしっかり味わえる。上のパン粉のサクサクとぴったり♪
でも…トマトソースはもう少し煮詰めた方が良かったかな。あと、バターをオリーブオイルに変えちゃって、ちょっとコクが足りなかったかな。レシピどおりに作ればよかった…。

  • 材料
    • サバの切り身4枚
    • たまねぎ1/4個
    • トマト缶半分
    • にんにく、パセリ、パン粉、バター、塩
  • 作り方
    1. バターにたまねぎとニンニクのみじん切りを加えて炒め、香りが出たらトマト缶を加えて10分ほど煮て、トマトソースを作る。
    2. サバの切り身を油を塗った耐熱皿に並べ、トマトソースを上に重ね、パン粉を更に重ねる。
    3. 200度のオーブンで20分焼き、パセリを散らす。

ズッキーニのオーブン焼き(Zucchine gustose di florentia)

ズッキーニのオーブン焼き

Mea Culpa Gourmetというサイトで見つけたレシピ。
名前のflorentiaは、florentina(フィレンツェの)の間違い…?それともそう書くのかなぁ?
脂を使わないイタリア料理って嬉しい。本当はもっとカリカリになるはずだったケド、うちのオーブンだと200度で30分近く焼いてもこの状態。もっと水分を抜いて、もうちょっと高温で焼けばいいのかな。リベンジせねば。
でも、塩味だけだから、ズッキーニの香りを十分味わえて美味しい。焼いている間もいい香りが漂ってきました。
お気に入りレシピ☆

  • 材料
    • ズッキーニ 好きなだけ
    • 塩、小麦粉
  • 作り方
    1. ズッキーニを縦に4本〜6本に切る。
    2. 塩を振りかけてしばらく置く(おもしをしてもよい)。
    3. クッキングペーパーで少し絞るようにして水分を取り除き、小麦粉をふりかけたら、200度に熱したオーブンで20分焼く。

なすのアンティパスト(Antipasto di melanzane)

なすのアンティパスト

新鮮なバジルが手に入ったから作った。みじん切りにしてるときの香りがたまらない。
ソースを作りすぎたから、ジャガイモも加えた。なすと同じようにスライスして、フライパンで焼いただけ。なすの方がオイルを吸うケド、ジャガイモとバジルの組み合わせは大好き。
シンプルで美味しかったです。

  • 材料
    • なす1本(大きいもの)
    • にんにく1かけ
    • バジルの葉っぱ10枚くらい
    • りんご酢 小さじ1杯
    • オリーブオイル 大さじ4杯
  • 作り方
    1. ナスを洗い、縦にスライスする(長かったから更に半分に切った)。
    2. 塩を少し振ってしばらく置き、水分が抜けたら表面を拭いておく。
    3. バジル、にんにくをみじん切りにし、オリーブオイル、酢、塩少々と良く混ぜ合わせてソースを作る。
    4. なすの両面をグリルで焼く(油をひかずにフライパンで焼いた)。
    5. ボールでナスとソースをあえて、半日寝かせる。

シチリア風マカロニ(Maccheroni alla siciliana)

なすのトマトソースマカロニ

シチリア料理。
トマト缶で作っちゃいました。
なすも少ししか無かったケド…オリーブオイルでじっくり炒めて甘みたっぷり。なすだけなのにトマトソースが甘く、ラグーみたいにまろやかに。なすってすごいっ。
マカロニは、ロングマカロニをポキポキ折って使いました。
それにしてもイタリアのサイトでレシピを検索すると、まったく同じレシピがそこここで出てくるのは何で?何が元なのかとっても気になる…。

  • 材料
    • マカロニ200g
    • トマト200g
    • なす2-3本
    • にんにく、バジリコ、パセリ、パルミジャーノレッジャーノ、オリーブオイル、塩、胡椒
  • 作り方
    1. ナスはサイコロ状に切り、30分ほど塩をしておく。
    2. トマトの皮を湯むきして、1口大に切っておく。
    3. 鍋にオリーブオイル、ニンニクのみじん切りを入れて熱し、香りが出たら水分をふき取ったナスを加える。
    4. 弱火で10分ほど炒めたらトマトを加え、パセリのみじん切り、バジリコ少々を加える。
    5. 15分ほど煮たら塩、胡椒で味を調える。
    6. 茹でたマカロニを加えて混ぜ合わせ、すりおろしたチーズをふりかけて出来上がり。